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柳澤 和章
Journal of Nuclear Science and Technology, 29(9), p.909 - 918, 1992/09
高燃焼度PWR燃料から放出されたFPガスの放出率(FGR)を非破壊的に評価するのに、燃料棒ガスプレナム中に蓄積されたKr同位体から得られるガンマ線強度を利用する実験的研究を実施した。実験結果によれば、以下の評価式により放出FPガス量を推定する事が可能である。FGR=0.28C/Vf又はFGR=0.07CここにFGR(%)はUO燃料から放出されたXe+Krの放出率、C(Counts/h)は供試燃料棒のプレナムにおけるKrの放射能強度であり、Vf(ml)はそのプレナムの容積である。この評価式に対する推定最大実験誤差は30%である。また、供試燃料棒のガスパンクチュアリングから得たFGRは0.6%から12%の範囲であった。